メガミデバイス 朱羅 葛ノ葉「デイル」



 機体概要



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名称:朱羅 葛ノ葉「デイル」
イメージCV:????

 

■特徴

朱羅・玉藻ノ前をベースにカスタムされたメガミ。
狐の面の様な黒い頭部ギアを被っている事から、「黒面」又は「黒狐」等の異名を持つ。

ベース機の特性を引き継いではいるが、こちらは本体の戦闘力を重視したカスタムを施している為、朱羅・玉藻ノ前ほどの電子戦能力は持っていない。
他の同機種に比べ異常とも言えるほど知能指数が高く、心理戦や戦闘フィールドを利用し、確実に相手を追い詰めていく戦法を得意とする。

基本的には光学迷彩とジャミング能力を駆使した奇襲戦法を行う。
不可視の状態での遠距離狙撃や、ジャミングフィールドを併用した近接戦闘等で、相手に視認させずに倒す。

破竹の勢いで連戦連勝を築いていたが、ある盲目の剣士型メガミに敗北し、増長していた鼻っ柱を完全にへし折られる。
後に、そのメガミとは良き友人となり、剣技のレクチャーを受けているとか……。


古風な時代がかった口調で話す。
何処かひねくれたような性格をしているが、本質的には優しい性格。

受けた恩には誠意と親しみを込めて返すが、マスターを含めた自分の身内に対して害を与えるもの、自分が不愉快と感じる相手は、徹底的に叩き潰す。
その際、相手を精神的に追い詰め、心身ともにダメージを与える様な手段を取る。

勝ち星を重ねても何処か虚しい何かを感じており、例えるなら心に風が吹いているような、そんな漠然とした不安と不満を抱えていた。

元々、高い知能とマスター謹製の武装で、ある程度最初から強かった。
その為、他者に対して見下す傾向があり、マスターの採算に渡る苦言にも聞く耳を持たず、バトルにおいて勝ち星を重ねていた事も拍車をかけ、増長していく。
しかし、とあるバトルで盲目の剣士型メガミに完膚なきまで叩きのめされ、「あなたは自分のいら立ちを他者にぶつけている様ですね……借り物の力でどれだけ相手を蹂躙し勝利を重ねようが、心は渇いてゆくだけですよ……」と諭されて以後、装備を使いこなす努力をするようになる。

 


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 武装・装備・能力



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■鋼蜂

工房・桐和機巧製作の一対の小刀。
取り回しに優れている。

 


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■対物ライフル「紫電」

バーストレールガンをベースにカスタムした大口径対物ライフル。
リコイル制御と消音性向上のため、大型サプレッサーを装備している。
狙撃が可能な精度を持っているが、スナイパーライフルではなくマークスマンライフルなので、ある程度連射が可能。
ただし、反動が大きいのでリコイル制御が必要である。

 

■テイルアサルトブレード

背部スタビライザーに装備されているワイヤーブレード。
ブレード部とワイヤーの1/3程度に光学迷彩機能を有しているため、相手からは間合いが測り辛い。

 

■レイアウトEシールド

腕部シールドジェネレーターから発生する光学防御盾。
通常の盾としても使用できるが、メガミ周囲の任意座標に「置く」事もできるシールド。
むしろ、後者の方が本来の用途である。
ただし、一度に展開できるのは2枚まで、効果時間も5秒ほどとなっていて、クールタイムは約6秒。
クールタイムを含め、左右で上手く使いこなせる技量が必要。

 

■ステルスウイングユニット

脚部左右に装備されている、光学迷彩とジャマーの発生装置。
光学迷彩とジャマー、どちらか一方、又は同時に使用が可能であり、デイルはそれを状況に応じて使い分け、戦闘を有利に展開させてゆく。

 

■フルドライブ

バッテリー消費が増大するディメリットがあるが、基本性能と出力が上昇する。
起動時は、腰部に装備されている半円状のパーツより光輪状のエネルギーが発生する。

 

■プラズマスマッシャー

腕部のレイアウトEシールドで周囲の大気を超圧縮プラズマ化して放つ、本メガミ最大の攻撃力を持つ武装。
フルドライブ時にしか使用できない上に、大気の圧縮収束のため両腕のシールドのコントロールにほとんどのリソースを割くため動きが止まり、また発射までに約10秒ほどかかるため、使いどころが難しい。

 

 アクション!


 

 作品解説 by 流遠亜沙


時は2022年1月15日のツイッターのタイムライン……新年早々やってくれやがりましたよ、紙白さん!!
いや――すごい。

まず感じたのは全体のシルエットの美しさ。
対物ライフルの“長物感”が際立つ立ち姿にズキュンドキュンと胸を撃たれました(ライフルだけに)。
装備の配置に抜群のセンスを感じずにはいられませんでした。
ケレン味はありつつ、合理的でとにかく無駄がない。

黒と蛍光グリーンの鉄板配色と、表情を完全に隠す狐のフェイスマスクから漂う、圧倒的な強キャラ感と不気味な雰囲気。
その期待を裏切らない素顔!
紙白さん、なんて業の深いものを……。

恒例の設定には彼女を思わせる一文もあり、さらに世界観が広がります。
というか、そのエピソード書きたいんですけど……!?

 

 製作者コメント by 紙白


初めましての方は初めまして、知っている方はお久しぶりです。
今回は朱羅・玉藻ノ前をベースにカスタムしたメガミデバイスになります。

脚部はジェネちゃんに換装して髪の毛パーツと二刀は桐和機巧さんのガレージキットを使用しています。
逆に言えばそれ以外の大部分は玉藻のパーツ組み換えで構成されています。

設定上はまぁ……うん、色々と武装から自分の他作品とか連想されるかもしれませんが、関連については……黙っときますw

一応名前にもチョットした意味(からくり?)があります。
気が付いた方は凄い!

 

 

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