FA:G 雷火(ライカ)
機体概要
スティレット・ラプターの窮地に突如現れた、雷火(ライカ)と名乗る謎のFA:G。所属、開発元、行動理由など、殆どが謎であり、基本的に月陣営と敵対している事から、地球側陣営上層部は警戒しつつも、表向きは不干渉と言うスタンスを取っている。
既存のFA:Gに比べて非常に高いスペックを持っており、何より独自の推進システムであるマグネッサーシステムや、高出力・高効率のエネルギーシールドを近接武装に転用したEシールドブレード、基本スペックを倍化させるレイジシステム等、月・地球のどちらとも違うシステムが使われており、水面下では、手段を問わないライカの捕獲任務が両陣営で行われている。
月面での最終決戦時に白炎(ビャクエン)を失いながらもRAGE SYSTEMのリミッターを解除し、奥の手“ラグナレクファング”を発動し、消滅する。
装備
■ストライクレーザークロー
両腕手甲に内蔵されている爪状の近接武装。エネルギーシールドを爪状に収束した武装で、高い切断力を持っている。
■専用ライフル・虚空(コクウ)
対物ライフルに使用されるような大口径ライフル弾を使用した特殊ライフル。弾丸の都合上、装弾数は少ないが、高い威力と貫通力を持っている。
■大型狙撃銃・雷迅(ライジン)
特殊な弾丸を電磁加速して撃ち出すレールガン。長射程と高精度を併せ持ち、アウトレンジからの一方的な射撃が可能。
■専用刀・緋炎(ヒエン)
真紅の刀身の刀。金属とも水晶ともいえる不思議な素材で出来ており、ビームすら切り裂くほどの切れ味を持つ。刀身の長さは平均的な長さで、取り回しやすさと威力のバランスが取れている。レイジシステム起動時には刀身が不気味に輝き、威力が更に上昇する。
■専用太刀・墨炎(スミホムラ)
紫色の刀身と漆黒の刃紋の太刀。緋炎と同じ素材で出来ており、装甲はおろか盾ごと両断する程の切れ味を持つが、緋炎に比べて刀身が長く幅も広い為、取り回しに少々の難がある。
特殊装備
■RAGE SYSTEM(レイジシステム)
ライカに搭載されている、基本スペックを短時間倍加させることが出来るシステム。
素体の状態では未完成らしく、強化倍率も2倍程度、効果時間も120秒と短い。更に、未完成であるがゆえにライカ自身への負荷がかかり、使用後は身動きできない状態になってしまう。
専用装備である白炎を装着する事により、ライカ自身への負担を減らし、連続使用が可能となる。その際、強化倍率は3倍、最大連続使用時間も180秒となる。
ライカ自身はレイジシステム起動時を“オフェンスモード”と呼称している。
オフェンスモード時に放つ剣技・乱れ雪月花。
残像を残すほどのスピードで接近、切り下ろしの“雪”、切り上げの“月”、払いの“花”からなる、渾身の三連撃。斬撃の光が雪のように舞い、斬撃そのものが月の様に煌き、血飛沫が花の様に舞う絶技。
ギャラリー
作品解説 by 流遠亜沙 紙白さんによる『FA:G』改造作品・第2弾です。前作『スティレット・ラプター』と同じく、自身の改造ゾイドである『ライガーゼロ・オーガ』をモチーフにしており、獣から美少女へ見事なアレンジがされています。
前作『スティレット・ラプター』の解説で、紙白作品の特徴を“魔的”“黒が似合う攻撃的で禍々しいイメージ”と書きましたが、紙白さんの作風はもうひとつあります。それは前述したのとは真逆の、白が似合うヒロイックなイメージ――『雷火』がまさにそれです。白が似合う、鎧武者を彷彿とさせるヒロイックなデザイン。エッジが効いた攻撃的な造形は健在ながら、ストイックさを感じさせるのは、カラーリングと表情によるものではないでしょうか。
“魔的な黒”と“ヒロイックな白”。逆だったり、両方の特徴を備えたものもありますが、紙白さんの作品は大きく2つのラインに分けられると思います。それを気にして、これまでの作品を見返すのもまた一興かと。
しかし、日本刀を振る美少女は良い……オフェンスモードなんて、まさに“鬼武者”! 斬り捨てられたい!
製作者コメント by 紙白 こちらもコトブキヤネットコンテストに出す為に作製したFAガールになります。
バニラちゃんに比べて製作時間が結構あったので、色々とギミックを盛り込むことが出来たと思います。
こちらも私の改造ゾイドの擬人化がメインとなってますが、元ネタのゼロオーガ自体ではなく当時は時間の都合とで断念した真ゼロオーガと言える改造ゾイドが元ネタとなっています、専用装備が武者のような具足なのもそのためです。
オフェンスモード時に鬼武者っぽくなるのはゼロオーガのモチーフに鬼が入ってるのもありますが、鬼武者をモチーフにした某ゲームもイメージしてるのが原因ですねw
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