レイジングライガー


 

 スペック


 

機体名 : RAGING LIGER(レイジング ライガー)
用途  : 攻撃、対機甲、対ゾイド
全高  : 14.7m(武装含む)
全長  : 27.0m(尻尾含む)
重量  : 131t
最高速度:


450km/h
590km/h(オフェンスモード時)
600km/h以上(測定不能/オフェンスモード2時)
型式番号:

LCZ-000

射撃武装:


AZ-25mmバルカン(肩部装甲内)、AZ-70mmフュージョンライフル×2(射撃)
プラズマカノン改(腹部)

近接武装:


レーザーファング(牙)、ストライクレーザークローV(足爪)
フュージョンライフル(近接)

特殊装備:

RAGE SYSTEM U、S・C・S(Sympathy・Communicator・System)
ハウリングバスター(口腔内)

 

 

 

 

 機体解説


戦闘によりゾイドコアに致命傷を受けたライガーゼロオーガのコアにレイジウルフのコアが融合、誕生した新たなゾイドコアに合わせて建造された機体。

 

本機はロゼット・コダールの考える「究極のゾイド」のコンセプトで建造されており、ロゼットの持てる技術とL.C.Factoryの全スタッフの総力を持って完成させたハイスペック機。

 

フレームデータこそオーガの物を下地にしているもののメインフレームを始め多くの重要内部パーツを「L.C.メタル」という特殊精製合金群で作製されておりその機体反応速度は神経並みと言われている。

 

ライガーゼロオーガと同じ特殊な冷却機能を持った装甲と塗装を施しておりレイジシステム使用時は機体に溜まった熱を赤外線に近い波長の光に変換して大気中に放出する為、装甲色が紅く変化する。

 

機体特性としては「完全野生体コア採用機」の長所と短所をそのまま伸ばして行った様な機体で、パイロットとの高い精神リンク(絆ともいうが)を持っていることが前提の構成であり、人機一体となった時に発揮されるスペックは文字通り唯一無二ともいえる程のものではあるがその反面、機体とパイロットとの間に精神的な齟齬が生じた場合そのスペックが極端に低下してしまうという欠点も持っている。

 

兵器としては欠陥品であるが、有る意味ではもっともゾイドらしい機体。

 

もう二度と喪失(うしな)わないために……残酷な運命に抗う力をその手にして!

 

レイジングライガー誕生!

 

 

 武装


 

■AZ-25mmバルカン 

 

肩部装甲内に装備されている射撃武装。特別強力な武装ではないが近距離でのけん制、ミサイル等の迎撃など用途は多い。

 

 

 

■AZ-70mmフュージョンライフル

 

レイジウルフのデュアルツインライフルを発展させた射撃武装。Eシールド技術を応用しており、実弾をENでコーティングしてレールガンの要領で高速で撃ち出す。

 

モードチェンジで実弾、ENのみでの射撃も可能。近接モードとしてEシールドブレードを内臓している。

 

 

 

■ストライクレーザークローV

 

オーガに採用された改型とバニッシュラプターに装備されているU型のコンセプトを融合させた近接武装。爪の部分に小型のEシールドブレード発生器が内蔵されており実体ブレードと非実体ブレードの複合武装。各2機機の実戦データーからマイナーチェンジが施されており、消費EN・信頼性共に向上されている。それぞれ片方のみの使用も可能である。

 

局所的なEシールドを発生させることが出来、足裏に展開させることで水上に立つ事も可能(長時間はEN消費が高いので×)。

 

オフェンスモード時は出力が上がり僅か1秒足らずでは有るが空中に「足場」を作り出す事も可能。それにより限定的では有るが空中戦もある程度はこなせる。

 

 

■プラズマカノン改

 

オーガに装備された武装を実働データーをフィードバックしてマイナーチェンジした装備。高出力化と収束率の向上により射程の延長(中距離程度まで)と信頼性が向上している。

 

元装備と同じく大気を圧縮、プラズマ化して打ち出すので大気が有りゾイドコアが稼動している限り実質弾数無制限である。

 

 

 特殊装備


 

■RAGE SYSTEM U

 

レイジウルフのエクシードドライブの実働データーやオーガに搭載されている簡易型システムと言えるD.I.R.Sのデーターそれに今までの経験から導き出されたレイジシステムへのロゼットなりの仮説等を盛り込み新たに構築されたシステム。

 

通常発動時は放熱と余剰ENの放出の為装甲が紅く輝く

※余剰ENの一部を装甲表面に纏い若干ではあるが防御力が向上する。その為「輝いて見える」

 

通常時のシステム稼動状態のオフェンスモードだけではなく完全稼動状態であるエクシードドライブ状態も制御に成功している。

 

モード2と呼称されているこの状態はその圧倒的なスペックと引き換えに幾つかのリスクが存在する。

 

@使用時間は90秒

A発動したら途中で解除不可

B発動後ゾイドコア出力が50%減+300秒間再使用不可

Cパイロットにかなりの負荷がかかる(15Gを超えるGがかかる)

 

発動時はモード1と同じように機体装甲色が変化するがそれ以外にさらに上昇したゾイドコア出力と発熱量の処理の為にウイングスラスターと後ろ足に内蔵された特殊冷却機がフル稼働し余剰ENと熱を大気中に放出する為光の翼上のエフェクトが発生する。さらに頭部にEシールドブレードで形成された真紅の角が発生し見た目的にも「鬼」のような変化をする。

 

 

■S・C・S(Sympathy・Communicator・System)

 

マグネッサーシステムを応用した耐Gコックピットシステム。耐G以外にもゾイドと高い精神感応できるパイロットの為、パイロットの特定脳波に反応しゾイドコアにダイレクトに送信するセンサーを内蔵した金属素材でコックピット周りを覆っている。それにより反応速度が向上されている、ただしこの装備によりパイロットの不安や恐怖等のマイナスの感情もゾイドにダイレクトに伝わってしまう。

 

 

 

■ハウリングバスター

 

パイロットのリン・ユズキの要望で作製された非殺傷用装備。S・C・Sの技術を応用しゾイドコアと直結した咆哮システムによりゾイドの感情をダイレクトに「声」として放出する。

 

簡単に言えばゾイドによる強力な「威嚇咆哮」敵対ゾイドが勝てないと屈服した時コンバットシステムを強制的にフリーズさせる。ゾイドコアの出力上昇に応じてより強力な個体に対しての効果が見込める。

 

 

 作品解説


『ZAOD』第6回にてお披露目された、紙白さんの最新作にして、現時点での集大成。

やはり、素晴らしい……。

 

これでもかと僕のツボを直撃するデザインは本作でも健在で、オフェンスモード2のウイングの展開ギミックと、光の翼のエフェクト・パーツがたまりません。

 

そして、背面。

 

これは主張したい――紙白作品の真価は情報量と説得力が詰まった背面であると!

 

だって、普通のアングルから見てもカッコイイのは、言うまでもないですから。

 

 

 製作者コメント


お久しぶりの方はお久しぶりです!始めましての方は始めまして!紙白と申します。

 

好きにコメントしてくださいと流遠さんからは言われていますが・・・あんまし言うことないんですよね・・・

 

なので簡単に・・・レイジングライガー私が今までゾイドやガンプラ果ては武装神姫まで色々と改造して培ったノウハウをつぎ込んで作製した改造ゾイドです。

 

この作品に現時点での私の全てを注ぎ込みました!皆様にはこの子がどう映っているかは分りませんが、見た瞬間皆様の心に湧き上がった気持ちが全てだと思います。

 

ただ出来ればカッコいいと少しでも思っていただけたら嬉しいです!

 

 

ブラックライト撮影

 

 

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