レイジウルフ
スペック
機体解説 へリック共和国から提供されたコマンドウルフとケーニッヒウルフのデータ、ガイロス帝国のライガーゼロのデータ、そしてジェノクラウエで得られたマグネッサーシステムの実戦データなどを基にしてガイロス帝国が開発した狼型ゾイド。 東方大陸に生息している希少な狼型野生体ゾイドを使用しており、このクラスの機体としては非常に高いコア出力を持っている。 オーガノイドシステムは搭載されていないため操縦性は比較的高いが、本当の意味でこの機体の性能を引き出すにはゾイドと心を通わす素養と高い身体能力、操縦技術が必要である。 当初はエースパイロット搭乗を前提とした少数量産機の予定であったがコスト高騰による軍上層部からの計画凍結命令を受けた為、試作機が1機のみ製造されたにとどまった。
※MAX10としての数値 ※青=オフェンスモード時 赤=エクシードドライブ時
デュアルツインライフル
Eシールドブレード
武装・特殊装備 ■デュアルツインライフル 爆裂徹甲弾と高収束ビームライフルを同時に撃ち込むことが出来る射撃武装。 面と点での攻撃を同時に行う事が出来るため、重装甲に対しても高い攻撃力を持っている。 弾は全てカートリッジ式のため本体にかかる負担は少ない。
■Eシールドブレード Eシールドを剣状に固定化した斬撃武装。 元々がシールドなので切断力はレーザーブレードよりも劣るが、相手の攻撃を受け止めたり弾いたり、むしろ盾として使える武装である。
■M.C.T(マグネッサーコンデンサースラスター) ジェノクラウエで得られたマグネッサーシステムのデータから開発された推進システム。 スラスターがコンデンサーを兼ねているため、コアの余剰出力を貯蔵する事が出来る(この機能があるためレイジシステムの使用が可能となっている)。
オフェンスモード
特殊システム ■RAGE SYSTEM(レイジシステム) レイジウルフ最大の特徴である尻尾の冷却装置をフル稼働させ、M.C.Tに貯蔵してあるエネルギーを全面開放しゾイドコアと同調させる事により、ゾイドコア出力を3倍程度まで引き上げる事が可能。 それにより、通常時とは段違いな戦闘力を発揮する。 ただしシステム使用時間は300秒、さらに再使用までには冷却とエネルギー再充填で400秒かかり、その間本体のエネルギー出力は80%にまで低下する。 システム稼働状態を通称・オフェンスモードと呼んでいる。
※ただし、この機能を使用するためにはレイジウルフ自体がパイロットを相棒と認めて初めて使用可能となる。
■EXCEED DRIVE MODE(エクシードドライブモード) RAGE SYSTEMの安全リミッターを解除して90秒間だけだがオフェンスモードを超える出力を発揮させる裏モード。 ただし、ゾイドコアに多大な負担を強いるために滅多に使用できない。
※エクシードドライブ使用後は強制的にコンバットシステムがフリーズし、300秒間はまったく見動きができなくなってしまう。 裏モードの存在はRAGE SYSTEMの制作者・ロゼットとレイジウルフしか知らないため、パイロットが任意での発動はほぼ不可能。 システム起動時にはコンソールに「RAGE SYSTEM safety device release…EXCEED DRIVE」と表示される
パイロット
ハン・ファルナとチームを組んでいる女傭兵、東方大陸出身。 8年前ゾイドによる無差別殲滅戦に故郷の村が巻き込まれ、その折まだ駆け出しであったハンにより救出された唯一の生存者。 その際のショックで髪の色が黒から白に変化してしまった。 後にそのショックから立ち直り、自らの意思で傭兵となる。
|
5th anniversary of KAMISHIROページへ/トップページへ