ベアトリーチェ ドゥエ・スパーダ
スペック
※スペックは変更になる可能性があります
機体概要 ヘルキャットに近接戦闘用のブレードを装備した機体。 ベアトリーチェは個体の愛称、ドゥエ・スパーダは本装備形態の名称である。
パイロットのアサト・タチバナの戦闘スタイルは〈ベアトリーチェ〉に近接戦闘を求めたが、本来隠密戦闘用ゾイドであるヘルキャットは格闘用の爪(ストライククロー)を持たない為、一対の近接戦用ブレードを装備する事で対応した。
ショートブレード「ムラサメ・ディバイダー」「ムラサメ・ナイフ」は、現在惑星Ziで見つかっている物質でもっとも固い鉱石である『リーオ鉱石』を精製して作り出された『メタルZi』と呼ばれる金属で製造されている。 その為小型ゾイド用のブレード装備ながら、極めて高い切断能力を有する。 その代償にレーザーブレードのような高エネルギーを利用した複合兵装ではなく、純粋な実体剣であるため、使用には高度な技量を要求される。
また近接戦闘に対応する為、光学迷彩機構と下部の小口径2連装レーザー機銃は撤去され、光学迷彩用にあらかじめプールされていた分のエネルギーや機体の省エネ化によって生まれた余剰出力は総て駆動系に回された。 その結果、剣の装備重量を加えても最高速度は190km/hから30km/hも向上した。
動力系へのエネルギー流入量増大に伴う発熱に対応するため、レーザー機銃の代わりに新たにエアインテークを設置し、冷却機能を高めている。
なお、ヘルキャットは旧大戦の時代には緊急時に10分程度なら450km/hを出せる能力があるとされていた。 この能力はマーダの最高速度500km/hなどと同じく、初期帝国ゾイドに搭載されたマグネッサーシステムの恩恵によるものと推測されるが、これらの機能が発揮されたという情報は確認されていない。 その為、戦場における噂話や都市伝説の類とされている。 〈ベアトリーチェ ドゥエ・スパーダ〉は光学迷彩機構の撤去によって生じた余剰出力をすべて駆動系に回した為、駆動系のシステムや機構を限界まで稼働させた場合、理論上300km/hオーバーを2〜3分程度維持する事が出来る。 脚部への負担を無視した能力ではあるが、基礎的なマグネッサーシステムを最大出力で稼働させることにより僅かながら機体を浮遊させて走らせる事で脚部への加重や衝撃による負担は比較的少ない。 無論、使用後はオーバーホールする事が大前提である。
各種装備 ムラサメ・ディバイダー
ムラサメ・ナイフ
エアインテーク
キャノピー(イエロー)
ノーマル装備
作品解説 以前から『狂襲姫』シリーズのファンだと言ってくださっていたenigma9641さんが、同劇中に登場するゾイド〈ベアトリーチェ〉を製作してくださったものです。 今年の11月7日に開催された『第6回 ZAOD』にてお披露目され、こうして紹介するに至りました。 詳細はレポートブログにも書いていますので、当日の様子と合わせてご覧ください。 enigma9641さん、素敵な〈ベアトリーチェ〉をありがとうございました。
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